腰痛や骨盤痛に効く整体

腰痛や骨盤痛に効く整体腰痛の原因をなくそう!「腰痛は寝ていて治るものではない」

腰痛

・ストレス(自律神経の乱れ、血行不良)
・運動不足(筋力低下、血行不良)
・体質(生まれつき体が硬いなど)
・デスクワークや車の運転など
(筋力低下、椎間板の前方圧迫、血行不良)
などが原因で痛みの悪循環が発生

腰が痛い→痛みの為、交感神経の興奮→筋肉、血管の収縮
→筋肉の酸素不足、老廃物の貯留→痛みの発生

いわゆる慢性痛の症状に入っていまうのです。
一度慢性的な症状が出はじめるとなかなか良くならないのは痛みが続くほど、筋肉や関節はますます硬くな
り、痛みが強くなり関節の老化現象を促進するのです。

腰痛は放置すればするほど悪くなります。

腰痛で病院に行くのは日本だけ?

重度の腰痛ではない限り先進国医療では整形外科には受診しません。カイロプラクティックやPT(理学療法士)、ペインクリニック(麻酔科の先生)などに通院するのが一般的です。

腰痛で整形外科を受診してがっかりした方も多いと思いますが、レントゲンを撮り異常がなければ痛み止めのシップの処方箋をもらい終了。こんなに腰が辛いのに異常ありませんとか考えられないコメントを頂く人もいます。

腰痛は整形外科では治らないのは世界の常識です。腰痛に関していえば整形外科を否定するわけではありませんが、腰痛に対する治療方法はたくさんあるのです。整形外科の先生ところで腰痛が治らなかったとしてもあきらめないほうが良いのです。

 

 

腰痛の原因

腰痛は時に重篤な疾患を要するときがあります!
・安静時に痛みが消失もしくは軽減しない。
・痛みがしだいに強くなる。
・腰痛とともに両足にしびれや痛み、違和感がある
・排尿が困難になる
などの症状がある場合は、急いで病院に行って下さい。

人はなぜ腰痛になるのか?

人類は太古の昔は四足歩行をしていました。
四足歩行をしていたときは脊骨や筋肉にかかる上半身の重さは四足に分散され背骨や筋肉に負担をあまりかけずにすみました。
数百年前に二足歩行に進化して以来人類は腰に上半身の重さがかかるようになり痛みに悩まされることとなったのです。
※他の動物は腰痛にはならない。(ダックスフンドはなるらしいが…。)

人類が二足歩行する為に進化した骨格と筋肉(腰椎前彎と中臀筋)

四足動物には存在しない腰椎前彎と中臀筋を手に入れることで人類は二足歩行を可能にしました。
腰椎前湾は腰への負担を軽減し(図1)、中臀筋は安定した歩行をサポートしています。

腰痛の3大原因(筋肉・血行・背骨)

腰痛の原因はさまざまで、椎骨、椎間関節、椎間板、筋肉、筋膜、靱帯などが起因として起こります。

あなたの腰痛はどれ?

Case1: 朝起きると腰が痛い(起床時痛)

軽い腰痛としては最もポピュラーで寝起きに腰が痛くなるのは、睡眠時に体を動かさないために筋肉が収縮して循環が悪くなり筋肉性の痛みが発生しています。
早期に改善が見込めるのですが、これを放置していると慢性腰痛になったりギックリ腰になったりします。
ギックリ腰は午前中になる人が多く、朝から腰が痛い人は要注意です。

Case2: 長く座っているとだんだん腰が痛くなる

長時間にわたり腰椎前方に圧力がかかり筋肉が伸びきった状態で硬縮して椎間板性の腰痛の可能性があります。
これはギックリ腰や椎間板ヘルニアの予備軍です。早期の改善を試みましょう!

Case3: 腰を反ると痛い

これは軽い筋肉性の腰痛場合もあれば、椎間板性の腰痛の場合もあります。
痛みの程度や痛み種類によっては早期改善が見込めます。

Case4: 前屈すると腰が痛い

重度の腰痛に発展する場合があるケースです。ヘルニア予備軍ですので、重いものを持ったり咳やくしゃみで重症化する場合がありますので腰痛ベルトなどを使用したほうがよいと思います。
前屈して下肢に痛みやしびれが発生する方は重度の腰痛の可能性があります。

腰痛(筋肉性)

レントゲンやMRIなどで検査しても特に異常が見られない筋肉性の痛みです。

では、なぜ痛くなるのか?原因は「ブラジキニン」と言われています。
多くは運動不足により筋力が低下しているところにデスクワークや家事など、長時間背筋に負担をかけ続け筋肉が硬くなり(コリなど)血行不良により、筋肉内に「ブラジキニン」と呼ばれる発痛物質が生まれ神経を刺激し痛くなるのです。

※血行が悪いと代謝が悪くなり筋肉内の酸素が不足、酸素欠乏状態で筋肉に負担をかけると乳酸が発生します。
この乳酸がブラジキニンを発生させる原因物質になっているのです。

腰痛(筋肉性)「髄核の移動」

レントゲンやMRIなどで発見できる椎間板性の腰痛です。
※椎間板とは、背骨と背骨をつなぐ軟骨で陸上で生息する動物に欠かせない背骨のクッションのことです。(魚類にはありません)

この椎間板の中にはさらにクッション材として「髄核」とよばれるゼリー状の物質が入っています。
原因としては腰を曲げる(腰椎の後湾)とき、椎間板の前方に加重がかかり髄核が椎間板を引き裂きながら、後方へ移動して稀に椎間板の外に脱出していまいます。
椎間板の外輪には神経がありそれを損傷にときに激痛を伴い、さらにトリガーポイントが活性化してしびれや下肢痛などの症状を発生させます。

「ぎっくり腰」は髄核の後方移動により椎間板の外輪にある神経を刺激して激痛になることが多いのです。(もちろんこれだけが原因ではありません)ぎっくり腰は特に午前中の筋肉が硬いときに多く、寝起き、洗顔、靴を履く、くしゃみ、重いものを持つなど、腰を曲げるときに痛めることが多いのはそのためです。

内臓由来の腰痛

腰痛の原因には内臓疾患の可能性もある。

内臓由来の腰痛には尿管結石などの泌尿器疾患、子宮筋腫などの婦人科疾患、解離性大動脈瘤などの循環器疾患、胃・十二指腸潰瘍などの消化器疾患があります。

スポーツに多い腰痛

ゴルフ、野球、サッカーなど腰を捻るスポーツに多い。
レントゲンやMRIなどで発見できる椎間関節性の腰痛です。
そもそも腰椎は前後によく動くように設計されていて側屈や回旋は制限するようにできています。そこに継続的で過度に負担をかけると、椎間関節に疲労が蓄積し、疲労骨折してついに椎間関節の分離椎骨のすべりが起こってきます。

ワンランク上の整体コースへ戻る