【産後骨盤矯正・産後整体】体型・尿もれ・腰痛に対応する産後専門整体(東京・自由が丘)

産後骨盤ケア / POSTPARTUM PELVIC CARE

失敗しない産後骨盤矯正|「歪みを整えるだけ」では産前に戻らない、これだけの理由

赤ちゃん連れOK / 東京・自由が丘 / 臨床20年・数千人

まず結論から。産後の悩みは「歪み・開き・痛み・育児疲労」の4つに分かれ、それぞれ別のアプローチが要ります。骨盤を閉じるだけでは終わりません。ここは産後専門の整体です。
※発熱・激しい痛み・出血など急を要する症状は、まず産婦人科・整形外科など医療機関へ。当院は医療の代わりではありません。
院長 小松泰範
小松 泰範こまつ・やすのり/院長
自由が丘の整体 ナチュラルカイロプラクティック院 院長(東京・自由が丘・2006年開業)。産後骨盤矯正・妊活骨盤矯正を専門とし、100名の骨盤比較研究から独自メソッドを開発(2007年)。以来、1,000名以上の産後ママの施術にあたる。

産後ケアの利用の目安

目次

利用の目安:開始時期・回数・頻度

始める時期も回数も終わり方も、悩みの種類で変わります。あなたの悩みの種類によって、以下のように分かれます。当院の目安をお伝えします。

出産由来の痛み・尿もれ
恥骨痛・尾てい骨痛/尿もれ
今すぐ/週1・1回〜
症状が軽くなれば終了
産後の骨盤戻し
体型・骨盤の開き
産後1ヶ月〜/2週に1回・5〜10回
骨盤が閉じれば卒業
姿勢・育児疲れ
腰痛・肩こり・体型ケア
いつでも/1〜4週に1回・1回〜
メンテナンス(続けることに価値があります)

1回目から変化を感じる方も、少なくありません。まずは「1回だけ来てみる」で大丈夫です。(変化の感じ方には個人差があります)

——ここまでで、他院や一般論とは少し違う、と感じていただけたでしょうか。

20年前、私は「骨盤矯正なら産後の骨盤も戻せる」と思い込んでいました。その思い込みは、出産した妻の骨盤の前で崩れます。まったく戻らなかった。戻らないなら、戻せる技術を作る。その問いから、すべてが始まりました。

失敗しない産後骨盤矯正とは

「歪み」と「開き(閉じる)」は、違う矯正です

産後の悩みは4領域(歪み・開き・痛み・育児疲労)に分かれます。その入口として、最も混同されやすい「歪み」と「開き」の違いから整理します。「歪みを整える」矯正と、「開いた骨盤を閉じる」矯正。この2つの違いが、結果の違いを生みます。

「失敗した」と感じるのは、施術が下手だったからではありません。あなたの希望と、その院の技術や見解が、噛み合っていなかったからです。

こんな説明をする院は、「歪みを整える」矯正をしています。

  • 「産後6ヶ月までが勝負」と期限を強調する
  • 「放っておくと、また歪む」と再発を心配させる
  • 「短期集中で通ってください」とすすめる
  • 姿勢や左右のバランスの話が中心

どれも、不調を整える説明としては正しいものです。ただ、これらは「開いた骨盤を閉じる」話ではありません。歪みは姿勢や全身の話で、「産前の骨盤に戻す」という本来の希望とは、別の結果になると私は捉えています。

産後矯正は、どこも「同じ」ではありません。同じ言葉で呼ばれていても、目的も手技も結果も別物です。本来はどちらも必要です。それなのに、世の中の多くの院は「歪み」だけに偏っている──そう感じています。

産後専門

開いた骨盤を閉じる矯正

  • 仙腸関節の横ズレを閉じる
  • 骨盤底筋が力を入れられる位置に戻す
  • 体型・尿もれの本質に手を当てる

→ これが加わって初めて、産前の骨盤のサイズに近づく。

一般的な整体

歪みを整える矯正

  • 姿勢や左右のバランスを整える
  • 世界標準の技術。これも大切
  • ただし、開いた骨盤そのものは閉じない

→ 歪みは整うが、開いた骨盤はそのまま。

当院は、「歪みを整える」と「閉じる」の両方を行います。歪みを整えることは当然のこととして、その上で、多くの院が扱わない「開いた骨盤を閉じる」に向き合う。開業20年、この「閉じる」を追求してきた自由が丘の産後専門院です。

あなたの悩みは、どのタイプ

体型戻し・尿もれ・骨盤の開きでお悩みの方へ

ここに挙げる悩みは、歪みを整えるだけでは戻りにくい領域──当院が専門とする「開き」と「痛み」の話です。4領域のうち、この2つを見ていきます。

開いた骨盤を「閉じる」領域

  • 体重は戻ったのに、体型が戻らない
  • 産前のジーンズ・スカートが入らない
  • 下腹・骨盤まわりだけ痩せない
  • 骨盤がぐらつく
  • くしゃみ・ジャンプで尿もれがある
  • 出産前の骨盤にしっかり戻したい

→ これは「開いた骨盤を閉じる」領域です。

骨盤矯正しても消えない「痛み」の領域

  • 恥骨が痛い
  • 尾てい骨が痛い
  • ひざが痛い
  • 仙骨のあたりが痛い

→ これは「痛み」の領域です。骨盤を閉じても、歪みを直しても、直接は関わりません。痛みには、その部位に直接届く、別のアプローチが必要だと考えています。

産後矯正で解決されない現実があります

「産後骨盤矯正に通ったのに悩みが解決しない」「体は楽になったが、矯正している感じがしない」。そう感じた経験のある方へ伝えたいことがあります。──そもそも「別のもの」を受けていた可能性です。あなたが望むケアと、提供されたケアが違ったのではないか、と見ています。

原因の切り分け

【産後整体】産後の不調は、骨盤だけが原因ではありません

産後の不調は骨盤だけが原因ではなく、歪み・開き・痛み・育児疲労の4領域に分かれます。それぞれ別の構造で、必要な手当ても別です。産後骨盤矯正の軸はこのうち「歪み」と「開き」の2つ。ここでは残る「痛み」と「育児疲労」を加えます。「産後の不調はすべて骨盤が原因」と原因を骨盤にこじつけるから、解決できないのだと私は考えています。

歪みを整える領域

  • 腰痛
  • 首・肩こり
  • 授乳による猫背・反り腰
  • 姿勢の崩れ

→ これは「歪みを整える」領域です。当院も、当然これを行います。当たり前すぎて、ふだんアピールしないだけです。

育児疲労の領域

  • 慢性的な疲れ・だるさ
  • 自律神経の乱れ・イライラ
  • めまい・耳鳴り・頭痛
  • 冷え・便秘・腹部膨満感
  • 気持ちの余裕がない
  • 次の妊娠に向けた体づくり

→ これは「育児疲労」の領域です。抱っこ・授乳・家事──育児特有の体の使い方から来る疲れには、それに特化したケアが要ると考えています。骨盤の話ではありません。

産後の不調は、ぜんぶ「骨盤のゆがみ」のせいにされがちです。でも実際は、4つの別々の領域に分かれている──私はそう捉えています。だから「骨盤さえ整えれば全部良くなる」とは考えていません。

当院は、4つを切り分けた上で、それぞれに必要なアプローチをします。だから、決まった手順をなぞるルーティン施術はしません。あなたの体の状態にあわせた最善を尽くす、産後専門の整体です。

行動と変化

あなたの悩みは、行動しなければ変わりません

知識を得ただけでは、体は変わりません。変化を手にしているのは、動いた人です。ここまで読んでいただいて、ありがとうございます。

産後の悩みは、情報を集めても、迷っていても、動きません。「いつか」「そのうち」と思っているあいだ、体はそのままです。そして待っている時間は、痛みやつらさが慢性化していく時間でもあります(放置するほど悪化するのは、医学の常識です。急性の痛みは特に、まず医療機関へ)。

育児で忙しいのは、よく分かります。子連れでの外出が不安なのも。でも、あなたの悩みは、あなたが動かなければ、誰も動かしてくれません。

焦る必要はありません。ただ、「読んで終わり」にだけは、しないでください。賭けるのは、一回分の時間だけで大丈夫です。

まず1回、状態を確かめにくる

回数券の押し売り・次回予約の強制はありません。合わなければ、それで構いません。
ご予約:03-3723-1321(10:00〜20:00)

産後ケアFAQ

よくある質問

産後ママから特にお問い合わせの多い内容をまとめました。

Q1. 産後の骨盤矯正とはどのようなものですか?
出産で開いた骨盤も戻す矯正です
①出産で物理的に開いた骨盤(仙腸関節・恥骨結合)を閉じる産後専門の矯正と、②姿勢や歪みを整える一般的な整体の矯正の2種類があります。同じ言葉ですが目的も手技も結果も別物です。当院が行うのは①。骨盤底筋への手技アプローチを含む、産後にしか対応できない専門の矯正です。私が重視するのは仙腸関節が何ミリ動くかではなく、骨盤リング全体がどういう力学状態にあるかです。
▶ 仙腸関節について詳しく読む
Q2. なぜ他院の産後骨盤矯正では体型が戻らなかったのですか?
受けていたのが「別の矯正」だったからだと見ています
多くの整体院が行うのは「歪みを整える矯正」であり、出産で物理的に開いた仙腸関節を閉じる手技ではありません。つまり別の目的の施術を受けていたため、開いた骨盤には変化が出にくかったのだと私は捉えています。施術が間違っていたのではなく、そもそも別のものだったのではないか、という話です。(※Q1が「定義」、こちらは「戻らなかった体験の解釈」です)
Q3. 産後骨盤矯正は、すべての産後ママに必要ですか?
率直に言うと、全員に必要だとは思っていません
出産後、特に症状もなく体型も戻り、育児を楽しめている方には、無理に来ていただく必要はないと考えています。ただ、体型が戻らない・尿もれがある・痛みが続く・疲れが取れない。そう感じているなら、それは骨盤が「開いたまま固まろうとしている」サインだと私は見ています。必要な人に、必要なケアを。それが私の20年の考え方です。
Q4. 尿もれは変わるのですか? エクササイズではダメでした
体操が無駄なのではなく、順番の問題だと考えています
尿もれに関わるのは、骨盤底筋の状態です。エクササイズで変わりにくいのには、理由があると見ています。
【理由①|鍛えにくい筋肉】骨盤底筋は、脚や腕のように負荷をかけて鍛えることが難しい筋肉です。キーゲル体操の考案者が本来処方していたのは「1日300回・半年」。それほど自力では扱いにくい筋肉です。
【理由②|力が入らない位置にある】骨盤が開いて傾くと、骨盤底筋は引き伸ばされ、「力が入らない位置」に置かれると私は考えています。この状態で鍛えようとしても、力が入りにくい。当院の「骨盤底筋矯正」は、まず骨盤を正しい位置に戻し、骨盤底筋が力を入れられる状態を取り戻すことを目指す手技です。鍛えるのではなく、活性化させて働きを取り戻すことに着目しています。
▶ 尿もれと「骨盤底筋矯正」について詳しく読む
Q5. 病院で「異常なし」と言われましたが、変化はありますか?
画像に映らない部分に手を当てます(治るとはお約束できません)
レントゲン・MRIは骨の構造を見る道具です。筋膜の癒着・付着部の炎症・骨盤底筋の機能低下──これらは画像に映りにくいと考えています。痛みがないのではなく、評価の仕組みがその痛みを拾えないだけではないか、と見ています。20年間、その「画像に映らない痛み」に手技で向き合ってきました。ただし体の負担軽減を目指す整体であり、治るとお約束できるものではありません。
Q6. 骨盤ベルトは必要ですか?
痛みがあるなら使う。閉じるためなら要りません
腰痛や恥骨痛があるときは、ベルトで支えると楽になります。これは有用です。でも「開いた骨盤を閉じる」目的なら、ベルトは要らないと考えています。ベルトは固定する道具で、関節を長く固め続けると、かえって本来の動きが鈍る──整形外科でも、固定後はできるだけ早く動かすのが原則です。当院の矯正は、骨盤が閉じた位置に収まり、本来動くよう手技で導きます。だから巻き続ける必要がないと考えています。
Q7. 一度閉じても、また戻ってしまうのではありませんか?
私の臨床上の見解では、次の出産まで開きにくいと見ています
骨盤を大きく開かせるのは、出産という特別な力です。妊娠中にホルモンの影響で組織がゆるみ、産道が広がる──この力は、日常生活では働きません。ですから一度閉じた骨盤が再び開くのは、基本的に次の出産のときだと私は捉えています。「閉じてもまた戻る」と強く心配する必要は、ほとんどないと考えています。ただし、これは20年診てきた中での私の見解で、すべての方に保証するものではなく、姿勢や習慣によって多少の揺り戻しはあり得ます。それも含めて、お一人ずつ確認しながら進めます。
Q8. 産後いつから通えますか?(開始のタイミング)
症状があればすぐ、体型戻しは産後1ヶ月以降が目安です
【体型戻し・骨盤を閉める】産後1ヶ月以降(体重が残っている場合は戻ってから)。
【尿もれ・恥骨痛・腰痛・仙骨痛・尾骨痛】症状があればすぐ。産後すぐでも対応できます。
(※「何年も経ってからでも大丈夫か」という時間経過の話はQ13で扱います)
Q9. 何回通えば変化を感じますか?
軽い症状で1〜3回、一般的には5〜10回が目安です
まず1回来ていただき、体の状態を確認した上でご相談します。「1回だけ来てみる」で大丈夫です。(変化の感じ方には個人差があります)
Q10. 赤ちゃんを連れて行けますか?
はい、ベビーカーごと院内に入れます
バウンサーもご用意していますし、授乳・おむつ替えも院内で対応可能です。「泣くのが心配」という不安はよく分かりますが、赤ちゃんは普通、泣きます。あやしたり、少し見守ったり、その時々で対応はいろいろ。1,000人以上の赤ちゃんに泣かれてきた院長ですから、気にせずお越しください。
Q11. 健康保険は使えますか?
自費施術のため、健康保険は使えません。
Q12. カイロプラクティックなのに、なぜ「バキバキ」しないのですか?
産後のバキバキ矯正は危険と考えています
かつては学校で教わった通り脊椎への高速矯正を行っていましたが、産後の方にぎっくり腰や寝違えが多発しました。産後はリラキシンの影響で全身の組織が弛緩しやすく、この状態で強い外力を加えると関節の過伸展を招くリスクがあると考え、それ以来、産後の施術では方向と強度をコントロールした手技のみを使っています。「バキバキしない」のは手抜きではなく、産後の身体に合わせた当院の判断です。
Q13. 産後6か月を過ぎましたが、手遅れではないですか?(時間経過)
「6ヶ月まで」という期限に、確認できる根拠はありません
「産後6ヶ月を過ぎたら手遅れ」は、日本国内で広まった通説で、出典となる論文が確認できていません。骨盤の「形」を戻すことに、時間的な期限はないと考えています。当院では、産後10年以上経過した方でも変化を感じられたケースがあります。ただし、尿もれや痛みは放置せず早めにケアすることを、育児の質のためにおすすめしています。(※開始タイミング全般はQ8を参照)
Q14. 帝王切開でも骨盤矯正は必要ですか?
必要だと考えています
骨盤は妊娠中から開きますからね。ただし帝王切開のタイミングで個人差がかなりあります。

料金案内

コース&料金

料金と通院の考え方を、あわせてご案内します。

産後骨盤矯正・産後ケア

初回(検査・カウンセリング込み) 9,600円〜
2回目以降(40分〜) 6,600円〜

出産で開いた骨盤を「閉じる」産後専門の矯正です。女性のみ・赤ちゃん連れOK。回数券・90分のロングコース・各種オプションなど、詳しい料金とメニューはオンライン予約ページに掲載しています。回数券・次回予約の強制はありません。続けるかどうかは、毎回ご自身で決めていただけます。

営業時間・アクセス

営業時間 10:00〜20:00(土日祝は18:00まで)
アクセス 自由が丘駅 南口より徒歩1分
住所 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-8-20 自由が丘第一ビル6F
電話 03-3723-1321

【免責事項】当院の施術は整体の観点によるケアであり、医療行為・診断ではありません。特定の疾患の治療や、症状の改善を保証するものではありません。診断・治療は医療機関をご利用ください。本ページの機序に関する記述は、院長の臨床的見解を含み、医学的に証明されたものではありません。施術による変化には個人差があり、回復を保証するものではありません。当院は医療機関との境界を守り、施術の対象外と判断した場合や、医療的な対応が必要と考えられる場合には、産婦人科・整形外科など適切な専門医への受診をおすすめしています。

もう一つの見分け方:ケアの終わり方

「産後の時期」と「産後の状態」は、違います

ここは②とは別の軸です。②は「手技の種類」の話、こちらは「ケアに終わりがあるか」の話。「産後骨盤矯正」という言葉には、性質の違う二つが混ざっています。目指す場所も、終わり方も違います。

続けるケア

産後の「時期」にする骨盤矯正

  • 姿勢や歪みを整える
  • 腰痛・肩こりを楽にする
  • 終わりはない。トレーニングと同じで、続けることに価値がある

→ 姿勢は生活で崩れる。メンテナンスとして通うもの。

終わるケア

産後の「状態」に向き合う骨盤矯正

  • 出産で開いた骨盤を閉じる
  • 体型・尿もれに手を当てる
  • 終わりがある。リハビリと同じで、機能が戻れば完了する

→ 閉じれば、卒業。ずっと通い続けるものではない。

どちらも価値があります。性質が違うだけです。続ける骨盤矯正は、続けるからこそ意味がある。トレーニングに終わりがないのと同じです。一方、産後の状態に向き合う矯正は、リハビリと同じで、機能が戻れば終わります。

不安だから通う人もいれば、前向きに通う人もいます。動機は人それぞれで、どちらも自然なことです。私は、どちらが正しいと決めるつもりはありません。ただ、あなたに、自分で納得して選んでほしいのです。そのために、知っておいてほしい区別を、お伝えしています。次の4つは、あなたが自分で見極めるための、軸です。

不安なあなたへ

産後骨盤矯正の「4つの誤解」

施術者が「時期・意味・リラキシン・仙腸関節」を正確に理解しているかで、結果は変わると考えています。よく使われる4つの論点を、論文と臨床の両方から整理しました。あなたが見分けるための軸として、置いておきます。

誤解① 矯正時期の見極め|「6ヶ月リミット説」は本当か
「産後6ヶ月を過ぎたら手遅れ」と説明する院は、出典となる論文を示せていません。実際には、リラキシンは産後数日から、遅くとも2週間ほどで非妊娠時の値に戻ると考えられています。いずれにせよ、6ヶ月という数字は、日本国内でコピーされ続けた通説だと私は見ています。何年経っても介入できる──その根拠を、論文と症状別タイミングで整理しました。
▶ 産後の骨盤矯正はいつから?「6ヶ月リミット説」を論文で検証
誤解② 矯正の意味の見極め|「産後骨盤矯正」とは何を指す言葉なのか
「産後骨盤矯正」という言葉は、20年で意味が拡散しました。骨盤を閉じる操作・骨格を整える操作・症状ケア──3つを混同したまま扱っている院がほとんどだと感じています。中国の坐月子、日本の床上げ、世界の伝統ケアと比べながら、本来の定義を取り戻します。
▶【産後骨盤矯正とは何なのか?】歴史から学ぶ本当の意味と役割
誤解③ 産後の骨盤状態の見極め|リラキシンは靭帯弛緩ホルモンなのか
リラキシンを「靭帯弛緩ホルモン」とだけ説明するのは、半分の理解だと私は考えています。近年の理解では、コラーゲンの弛緩に広く関わり、全身に作用するとされています。パンダにもカンガルーにもある事実から、定説の限界を見ていきます。この理解の深さが、施術の射程を決めると考えています。
▶「リラキシン」はコラーゲン弛緩ホルモンだった
誤解④ 仙腸関節の理解の見極め|「動く」「動かない」の論争の正体
同じ論文を読んで、「仙腸関節は動かない」と「仙腸関節が歪む」の正反対の結論を出す人たちがいます。20年続いてきたこの論争の正体を、上位レイヤーから整理しました。論文と臨床は対立しません。問いが違うだけだと私は捉えています。
▶「仙腸関節は動かない」は本当か

誕生のエピソード

“産後”の骨盤矯正の始まり

「産後に、骨盤矯正をしよう」
私が変えたのは、たった一文字。
「産後の、骨盤矯正をしよう」

言葉はよく似ている。でも、まったく別物です。

2006年。妻の後ろ姿に、愕然としました。

婦人科での治療を経て、待望の第一子に恵まれた頃のことです(この長男が、後に授かった双子とあわせて三児の長子になります)。ある日ふっと妻の後ろ姿を見ると、体重もさることながら、お尻の形が違う。仕事で骨盤矯正をしているのだからすぐ戻してあげよう──そう思って妻の産後の骨盤を矯正し始めて、愕然としました。アメリカの大学で教わった骨盤矯正、歪みを整えるスタンダードな技術が、産後の開いた骨盤にまったく効かないのです。出産で歪んだ骨盤は整えられる。でも、出産で「開いた」骨盤にはまるで無効でした。この事実が、私の探求心に火をつけました。

1年間・100人の骨盤で研究し、独自メソッドを開発

仙腸関節の可動域・骨盤底筋の状態・恥骨結合の位置・内臓の下垂。1年をかけて100名の骨盤を触り、骨格模型と解剖学を総動員して研究を続けました。そうして2007年、当院独自の産後骨盤矯正メソッドが誕生しました。

「普通の骨盤矯正と産後の骨盤矯正は、まるで違う」
そう考えて、発信を始めました

約18年前のことです。当時、「産後骨盤矯正」という言葉を使う院は、ほとんどありませんでした。私は、一般的な骨盤矯正と産後の骨盤矯正は別物だと考え、その違いをホームページで発信し始めました。結果として、今では多くの院がこの言葉を使うようになりました。それ自体は、良いことだと思います。ただ、言葉が広まっても、技術は広まりませんでした。「10回通ったのに、まだズボンがはけない」「尿もれが変わらない」と、諦めきれずに当院へ来られる方が、20年経った今も後を絶ちません。20年の臨床から、私はこう捉えています。

産後の骨盤は、仙腸関節が横にスライドするように「開く」と考えています→ 歪み・ズレは縦方向の話。通常の骨盤矯正では、この開きは閉じにくい。
骨盤底筋は出産でダメージを受け「たるんだ状態」になっていると見ています→ エクササイズをしたくても、力がそもそも入りにくい。
骨盤開口部を自力トレーニングで閉められる人はほとんどいないと考えています→ 姿勢をマスターしないとすぐに戻りやすい。

この3つに手を当てる独自の矯正法を2007年に開発・導入しました。これは証明された理論ではなく、臨床から生まれ、今後検証される価値のある仮説だと位置づけています。以来、口コミで1,000人以上のママが来院し、体型・尿もれ・痛みの変化を感じていただいています。(変化には個人差があります)

施術の考え方

病院で「異常なし」と言われた不調に、整体でできること

「異常なし」は「痛みがない」ではなく、画像で拾えないだけのことがある──私はそう考えています。病院は「病気・骨折・変形」を診る場所で、レントゲン・MRIはそのための道具です。筋膜の状態・骨盤底筋の機能・発痛点の位置──これらは画像では見えにくいと考えています。

異常はある。ただし、その異常は画像には映らないことがある。私の経験と、手の感覚と、あなたの痛みの反応──その3つで、はじめて見つけられることがあると考えています。

当院の「トリガーポイント整体」

手技による物理的刺激は、細胞レベルの反応のきっかけになると考えられています。これをメカノトランスダクションといいます。適切な刺激が患部に届くと、細胞が修復に向かう反応を始め、血流や筋膜の状態に変化が起こる──近年の研究では、そうした方向が示唆されています。私が重視するのは「何で刺激するか」ではなく「どこに、どれだけの刺激を届けるか」。20年の触診経験が、患部を見極めます。

お客様の声

1,000名以上の産後ママから

掲載許可をいただいた声の一部をご紹介します。

#骨盤が閉まる実感|30代・産後ママ
10院以上で骨盤矯正を受けましたが、産前のズボンはどうしても履けないままでした。他院の施術は気持ちよかったのですが、骨盤が閉まっている実感がまったくなく。当院は施術方法がまったく違い、骨盤が閉まっていく感覚が初めてわかりました。1回目の施術後、産前のズボンが履けるように。
※個人の感想です。効果には個人差があります。
院長より 気持ちよかったのに変わらなかった──それは施術の目的が違ったからだと考えています。
#ひざ痛・見立ての違い|産後ママ
産後のひざ痛で半年以上病院に通いましたが良くならず。当院で初めて「なぜひざが痛いのか」を説明してもらい、どこが問題なのかがわかりました。これまでとはまったく違うアプローチに驚き、数回の施術で痛みが楽になりました。
※個人の感想です。効果には個人差があります。
院長より ひざ痛の背景は骨盤でも加齢でもなく、膝まわりの炎症・損傷・疲労であることが多いと見ています。だから骨盤を整えても、ひざだけを温めても変わりにくい。背景に直接届く施術が要ると考えています。
#仙骨痛・根本の見立て|産後ママ
産後の腰痛で病院や接骨院に通いましたが楽にならず来院。「腰痛ではなく仙骨痛」という見立てで、これまで一度も触れてもらったことのない部位を施術してもらい、その後痛みが楽になりました。育児姿勢の工夫も教えてもらい、日常の予防もできるように。
※個人の感想です。効果には個人差があります。
院長より 恥骨痛・腰痛の背景は骨盤の開きだけではないと考えています。痛みの本体を見つけて、そこに直接届けることが大切だと見ています。
#3年後でも変化あり|30代・1児のママ
産後すぐに育児でひざを痛め、3年経っても変化がなく病院と接骨院を転々。骨盤が原因かもと来院し、ひざとの関連まで見ていただき、数回の施術後から普通に歩けるほどの変化を感じました。2人目にもう一度挑戦してみたいと思えるように。
※個人の感想です。効果には個人差があります。
#恥骨痛・腰痛|30代・1児のママ
産後3ヶ月、歩くたびに恥骨が痛くて不安でしたが、1回目の施術から骨盤が締まる感覚があり驚きました。抱っこや授乳が楽に感じるようになり、気持ちにも余裕が出ました。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
#尿もれの変化|20代・2児のママ
ジャンプすると必ず尿もれがありましたが、数回の施術あたりからほとんど気にならなくなりました。一人目の出産後も他の整体の骨盤矯正に行きましたが、そのような実感はありませんでした。
※個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
院長より 尿もれに関わるのは骨盤底筋の状態だと考えています。骨盤が閉じても、骨盤底筋が力の入る位置に戻らなければ働きにくい。鍛えるのではなく、まず力が入る位置に戻す──そこに着目した「骨盤底筋矯正」という手技で向き合っています。

FIRST VISIT

どこへ行けばいいか分からない、そんな方へ

迷っている方こそ、まず一度ご相談ください。賭けるのは、一回分の時間だけです。「どこの院へ行けばいいのか分からない」「本当に自分に必要なのか分からない」──そう感じている方に向けています。

当院は、強引な予約や回数券の押し売りを一切しません。1回だけ来ていただいて、合わなければそれで構いません。大切なのは、あなたが自分で納得して選べること。そのために、今のあなたの体の状態を、ありのままにお伝えします。

骨盤の形を戻すことに、期限はありません。産後すぐの方も、何年も経った方も。「もう遅いかも」と諦める前に、一度、状態を確かめにいらしてください。(急を要する症状は、先に医療機関へ)

オンラインで予約する

お電話でも:03-3723-1321(10:00〜20:00)

※ベビーカー・授乳・おむつ替えOK。お子様連れで安心してお越しください。

「自分だけのためにお金を使っていいのか」と感じている方へ。産後ケアを後回しにした結果、数年後に腰痛・尿もれ・体型の悩みが慢性化するケースを20年でたくさん見てきました。今ケアする方が、長期的には家族全員にとってプラスになると考えています。

「産後6か月を過ぎたら手遅れ」の通説について詳しく書いています。

症状別に詳しく読む

あなたの不調の背景を、部位ごとに

産後の不調は「骨盤のゆがみ」ひとつではなく、それぞれに固有の背景(ミクロ損傷・骨盤底筋の低下・内臓の冷え)があると考えています。

References

参考文献

【トリガーポイント・筋膜性疼痛】
Barbero M, et al. Myofascial pain syndrome and trigger points: evaluation and treatment in patients with musculoskeletal pain. Curr Opin Support Palliat Care. 2019;13(3):270-276. PMID:31313700
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31313700/
【メカノトランスダクション|手技と組織の反応】
Khan KM, Scott A. Mechanotherapy: how physical therapists’ prescription of exercise promotes tissue repair. Br J Sports Med. 2009;43(4):247-252.
【手技と炎症シグナルの変化】
Crane JD, et al. Massage therapy attenuates inflammatory signaling after exercise-induced muscle damage. Sci Transl Med. 2012;4(119):119ra13.
【産後・妊娠関連の骨盤痛と手技療法】
Hall H, Cramer H, Sundberg T, et al. The effectiveness of complementary manual therapies for pregnancy-related back and pelvic pain: A systematic review with meta-analysis. Medicine (Baltimore). 2016;95(38):e4723.
【痛みの慢性化・中枢感作】
Woolf CJ. Central sensitization: implications for the diagnosis and treatment of pain. Pain. 2011;152(3 Suppl):S2-S15. PMID:20961685

※上記は関連する研究分野の文献です。特定の施術効果を証明するものとして引用しているのではなく、考え方の背景として挙げています。

論文は、後からついてくる

これらの論文を読みながら、感慨深くなりました。息子が生まれ、妻の骨盤と向き合い、試行錯誤で始めた研究。当時、誰も正解を教えてくれませんでした。自分で考え、手で確かめ、辿り着いた施術法です。

論文とは、すでに起きている現象を、後から言葉で説明するものだと私は捉えています。論文がないことは、結果がないことではありません。

万有引力が証明されるずっと前から、リンゴは地面に落ちていました。法則は、現象を生み出したのではなく、すでに起きていたことに、後から名前をつけただけです。

論文がないからと決めつけていては、新しいことは何も見つかりません。私が20年やってきたのは、論文を待つことではなく、目の前の体に手で応えることでした。そしていま、世界の研究が、その手応えと重なる方向を少しずつ示し始めていると感じています。

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